猫の尿臭・便臭対策
去勢していないオス猫がマーキングやスプレー行為をよくやるといいます。また人間の布団の上でおしっこする猫(うちの猫)もいます。
猫の嗅覚は優れているため、また同じ所でやりますから、繰り返さないためには尿の臭いを消すことが大切です。
また猫の便も臭いです。人間だってその辺にうんちをして放置をしていたら臭いですから猫だって同じです。きちんと砂かけする猫はいいのですが、家猫は外部から狙われる危険がないので砂かけしない猫がふえてきています。
猫は敵に存在を知らせないために自分の臭いを消そうとして、尿や便に砂をかけて臭いを消しているわけですが、家猫の場合、飼い主が片付けてくれるのを知ってるのでそのままにする猫も増えているようです。
どんなに臭いが軽減されるフードを与えても、砂かけないと臭いですよね・・・。
粗相の消臭
家にあるものの中で消臭に効果的といわれているのが重曹です。重曹を使用するというときには、間違えて猫が口にしても安心なように、食用か薬用のものを使用するようにしましょう。
重曹の使い方は、とても簡単です。猫がトイレ以外でおしっこをしてしまったという場合、その部分にたっぷりと重曹を振り掛けます。そのまま待っていると、重曹がおしっこを吸い取り、固くなってくるので、それを掃除機で吸い取るだけです。雑巾でごしごしするよりも簡単ですよね。
ただ、カーペットや畳などは、変色してしまうことも考えられるので、一度目立たない場所で少し試してみることをオススメします。重曹を水に溶かして、その水で床などを拭くのも効果的です。
今は粗相やマーキング用の消臭スプレーがあるのでそれを使うのも手っ取り早いですよね。
粗相されたところに猫があまり乗りたがらない毛布をかけ、ラベンダースプレーを少しかけて、同じ場所でしないようにしています。
それからトイレ以外の臭いも気になりますが、トイレ自体の臭いも気になりますよね。寒い時期はあまり気になりませんが、どんだけこまめに掃除しても夏などはトイレの臭いがかなり気になります。
*画像は2016年現在のシンプルソリューション猫専用劇的しみ取り消臭スプレーとシンプルソリューション 猫トイレデオドライザー(猫のトイレを洗う洗剤)です。
換気や空気清浄機で消臭
暖かくなってきたら窓を開けることができるので(猫の脱走には注意が必要です。)、換気をするのもお部屋の消臭効果が期待できます。
消臭効果を高めるには、空気の通り道を作ってあげることです。空気が入ってくるところがあっても、出る部分がないと空気が入れ替わりにくくなってしまいます。換気をする場合には、直線状にある2つの窓を開けて、換気をするようにしましょう。
特に便をした直後などは換気をするとうんちの臭いをかがなくてすみます。
我が家で使用していた空気清浄機はアイリスオーヤマとシャープが共同開発したペット用空気清浄機で猫の毛も吸いこんでくれるとのことですが、フィルターを交換するときにあまり実感しません。
しかし、臭いはそれなりに消臭しているようですし、除菌イオンのシャワーで、うがいや手洗いのように空気を洗っているそうなので、空気清浄機がまわっている空間はなんだか空気がきれいな気がします。
*現在はエアラクアのみ。何年も空気清浄器は買っていません。
賃貸の場合など、部屋に猫の臭いがついてしまわないように気をつけたいところです。