猫がお尻をこすりつける原因

猫がお尻をこすりつける

猫は感情を表す手段として体をすりすりするしぐさをします。額や耳の後ろ、頬、顎、喉、腰、お尻などをすりすりとします。猫のかわいいしぐさのひとつでもあります。

 

オス猫は、マーキングといって「自分のもの」や「なわばり」を相手に認識させるためにおこなうことがあります。ただ、床におしりをこすりつけるというしぐさは、あまりお行儀のいいものではありませんよね。床に臭いがついてしまうので、困ってしまいます。

 

床にお尻をこすりつけるというのは、ただかゆみがあるだけという場合もあるのですが、病気が原因ということも考えられます。頻繁に行うなど気になったときには、病院に連れて行ってあげましょう。

猫がお尻をこすりつける原因とされる病気

・寄生虫
寄生虫に寄生されると、下痢や嘔吐などの症状があります。寄生虫の端などが肛門から出てくることもあり、そのときにお尻をかゆがって、床にこすりつけるしぐさをする場合があります。

 

・下痢
下痢をしていると、お尻に違和感があったり、かぶれてしまってかゆかったりして、床にお尻をこすりつける場合があります。ただ下痢といっても、えさなどが原因のものから、腫瘍が原因というものまであるので、
簡単な病気と思い込まず、症状をよく観察してあげましょう。

 

・便秘
人間と同じで、便秘になり、硬い便をしたときに、肛門に傷が出来てしまうことがあります。いわゆる「ぢ」です。傷に違和感や痛みがあり、床にこすり付けるというしぐさをするようです。

 

・肛門嚢炎
肛門嚢という、臭いのある分泌物を作る器官に炎症が起こった状態です。おしりが気になるのか、床にこすりつけたり肛門をしきりになめたりというようなしぐさをするようです。炎症がひどくなると、お尻の周りをさわられるのを嫌がったり、発熱や食欲低下などの症状が見られることもあるようです。肛門嚢内に膿がたまる肛門嚢膿瘍になる恐れもあります。

 

・ストルバイト(ストラバイト)
人間でいう胆石などのようなものです。その中でももっともポピュラーなものが、ストルバイト結石です。何度もトイレに行くけれど尿は少ししか出ていない、血尿が出る、おしっこをするときに痛がるような変なしぐさをするなどという症状が見られますが、重症になってくると、お尻を床にこすりつけたり、頻繁になめたり、おしっこが出なくなりますので注意が必要です。

 

・外部寄生虫
ノミ、ハジラミ、ヒゼンダニという外部寄生虫は、水分のあるところを巡回するという習性があるようです。肛門周りや陰部も水分のある場所ですから、かゆみがあり、床にお尻をこすり付けるようです。外部寄生虫が寄生してしまうとかゆみを生じて、皮膚を傷つけてしまったり、脱毛や細菌に感染してくれることもあるので、注意が必要です。

 

・傷
ぢなどもそうですが、肛門周りに傷がついた場合にかさぶた状になり、かゆみが発生し、お尻を床にこすり付けるようです。

 

・清潔でない
ウンチがこびりついているなど、清潔でないときに、違和感やかゆみがあり、床にこすり付けることがあるようです。

 

我が家の猫の話

猫のお尻をすりつける原因

最初、うちの猫がお尻をフローリングにこすりつけている姿を見た時は、「腰をぬかしたのか?」と思ってびっくりしたものですが、その態勢のまましばらく移動したあとを見てみると茶色いものがフローリングにくっきりとついていました。

 

トイレのあとだったのでうんちだということはわかったのですが・・・。

 

それ以来3カ月に1度くらいは、お尻をすりつけてうんちの線をつけています。フローリングはいいとしても、じゅうたんの上でやられるのは困るので、うんちのあとにお尻をすりつけようとする体制をとったら、「お尻拭いてあげるね。」というと定位置に移動し、お尻を拭かせてくれます。

 

猫は自分でも舐めることはできるのですが、私が拭いてあげても嫌がりません。(笑)

 

これはうんちが原因だとわかるものなのですが、ストラバイトが尿に出ているときなど、お尻をフローリングにすりつけたり、なめたりしているのをみるとやはり心配になります。尿検査は1ヶ月〜2ヶ月に1度はしてもらっています。

 

【追記】2017年5月現在ストラバイトはみられなくなってから5年くらい経っていますので尿検査もほとんどしてもらっていません(*^_^*) プラチナ乳酸菌をあげるようになってから、軟便も改善されたので、めったにお尻を床やじゅうたんにすりつけることもなくなりました。